アノ映画日和

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「ザ・グリード」感想 祝20周年! 傑作モンスター映画をフルパワーで紹介してみる

 

モンスター映画好き同志で話をすると必ず話題にあがる作品

ザ・グリード

今年で20周年を迎えます!

パチパチパチ

それを記念して
北米では4Kリマスター豪華版Blu-rayが発売される。
世間は特に大騒ぎしていないがこれは

大大大ニュースである

何故か?
それは日本ではDVDは廃盤され、当然Blu-ray化もされていないからです。
それどころか、レンタルさえ出来ないのが現状。

午後ローやBSなどではチョイチョイ放送され、その度にTwitterのトレンドワードにあがる。
ニーズはあるのに円盤化されない不遇の大傑作、それが

ザ・グリード

今回は北米に続き日本版も発売されるように、嘆願の意を込めて紹介します。

1998年/アメリカ
原題:Deep Rising
監督:スティーブン・ソマーズ
出演:トリートウィリアムズ、ファムケヤンセン、ケヴィンJオコナー、ウェスステュディ、ほか
上映時間:106分

f:id:hagane-mk:20180608015739j:image85点

ざっくりあらすじ

南シナ海の深い海底には海の山脈が連なり、ヒマラヤ山脈をも飲み込む程の深い谷が存在する。
ここは人間にとって全く未知の領域である。
そしてこの海では何世紀にも渡り無数の船舶が何の痕跡も残さず姿を消してきた。
その原因は未だに解明されず謎として残されたままである。

これはその海域に足を踏み込んでしまった密輸船と豪華客船の乗客が体験する
恐怖の物語である...


君の叫びで僕は目覚める

今宵の闇へ 君をいざなう Monster 

今年20周年を迎える映画はもちろん「ザ・グリード」だけではない。
1998年に公開された映画全てがそうなのであるが
実は1998年は映画大豊作の年でした。

超有名作品「アルマゲドン」が公開されたことから、通称アルマゲ世代(どこの通称や)と呼ばれ

フェイスオフ、グッドウィルハンティング、ガタカ、ディープインパクト、トゥルーマンショー等々そうそうたる作品が次々と公開されました。

そしてこの年はモンスターパニック映画豊作の年でもあり
スターシップトルーパーズ、ミミック、エイリアン4、GODZILLA、
日本では貞子(リング)というモンスターも生まれました。

今あげた作品は全て円盤化されてるし、当然レンタルも出来ます。
その中でザ・グリードだけがされていない。
並べた作品に勝ることはあっても劣ることは決してない傑作なのに。

こんなことが許されて良いのでしょうか

否!

理不尽すぎて承服いたしかねます。

そこで今回はこの映画がいかに素晴らしいかその魅力を
未見者に知って貰う為
鑑賞済みの方には再確認の為
羅列させて頂きます。


まず第一に、

モンスターが最高!

当たり前の話、モンスター映画でモンスターがショボければお話になりません。
この映画のモンスターのまがまがしさと言ったら

驚愕!醜悪!

いわゆる触手系でウニョウニョ系のヌルヌル系です。

も、気ッ持ち悪い!

それが豪華客船を埋め尽くす程にいるんだから絶望を感じざるを得ません。

と言いながら このモンスター、なかなかその姿を僕たちに見せてくれません。
106分の映画で姿を現すのは1時間ほど経ってからです。

でもそれまでに見せるモンスターの陰がまた良いんです。

まず密輸船に乗っていた乗組員とその客である傭兵達が座礁するところから始まります。
そしてそこに偶然、なぜか海のど真ん中で停泊してる豪華客船アルゴノーティカ号を見つけます。
彼らはアルゴノーティカ号に乗りこみますが、全く人影がありません。
3,000人は乗っているはずの船に誰ひとり見あたらないのです。

勘の良い方はお分かりでしょうが、

そう皆、モンスターに喰われてしまったのです。

血まみれの船内に残された無数の骸骨

モンスターの数や獰猛さを想像させます。

異様にへしゃげた通路や船体

モンスターのパワーを想像させます。

そして唸り声やチラチラ映る陰...

おっぱいとモンスターはチラ見せが1番エモい!

こういうのってチラ見せが続いて出てきたら、それかいってガッカリパターンが多いんですが、

このモンスターのラスボスっていうか本体というか、
それはもう凄いっていうか、なんちゅうか
奴の姿は文字では表現できないので本編でご確認下さい。

じゃ、次

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モンスター この私の可愛い人
モンスター 目をさますのよ

登場人物のキャラが秀逸! 

まず主人公のジョン(トリートウィリアムズ)
密輸船の船長。
仕事ができ、腕っぷしも強く、人情味も熱い、

THE 主人公

「お次は何だ?」
という口癖(決め台詞)を持つ。
見た目はビルプルマンとカートラッセルを足して2で割った感じ。

トリリアン(ファムケヤンセン)
アルゴノーティカ号に忍び込んだ女泥棒。
盗みがバレて監禁されていた事が幸いした生き残り。
ちょっとキツい顔に男勝りな性格。

THE 美女

ちょっとアンジェリーナジョリー似

パントゥーチ(ケヴィンJオコナー)
密輸船のメカニック。
間違いなくこの映画で1番人気キャラクター。
口数が多くいつも余計な事を言って皆をイラつかせる。
どんな危機状態でもユーモアを忘れない。
ドジでおバカだが、死にかけても死にかけても必ず助かり後で姿を現す。
ジョンマクレーン以上にダイ・ハードです。
その度に仲間から

「パントゥーチ!」

と呼ばれるとこは もはや笑いどころ(たぶん15回は呼ばれてる)

THE お調子者


傭兵たち
5、6人の少数チーム
傲慢なリーダー、女好き、守銭奴、臆病者、ゴリラ、等々バラエティーに富んだクズたち。
あと豪華客船の船主、船長、などもいます。

誰1人として有名な役者は出ていません。
お前誰やねんって役者さんばかりです。
でもそれぞれのキャラが立ってて、適材適所い~い仕事をしてます。

モンスター映画はモンスターが主役

この映画はそれがよく分かってます。
もし主演トムクルーズ、ヒロイン アンジェリーナジョリーとかだったら
目立ちすぎてここまで面白くなってない気がします。

ま、トムクルーズ映画だったら販売もレンタルもしてるでしょうけど...


お次は何だ?


死に様が至高!

さっき紹介した人達が1人また1人と死んでいくんですけど

良いね~死にっぷりが良いよ~

基本モンスターに喰われて死にますが、マルっと喰われる奴もいれば、ジリジリ呑み込まれる奴もいるし、グチャッと死ぬ奴もいます。
モンスターと間違われて瞬殺される奴もいます。

悪趣味って言われるかもしれないけど、モンスター映画は

死に方のエグさ

これが大事ですよね。

あと死に際に人間性って出るじゃないですか
この映画は汚え奴は汚え死に方をするんですよ。
特に傭兵のリーダーなんか最高ですよ。

うわ、おま、それ、クズ、下衆、死ね!てなります。

で、リーダー以上のクズofクズがいて、そいつが壮大な死に方をしてくれます。

そんな奴らが死ぬ度に

ウヒョー!ヒャッハー!

てなるんだから、やっぱり僕は悪趣味かもしれませんね...


君ともう一度会う為に作った歌さ

今日も歌う 錆びた港で

お次は何だ?

ラストが絶頂!

この映画の終わり方はもう伝説です。
あんな終わり方するもんだから、ファンは絶対続編来るぞ来るぞって期待するのに

20年間その気配すらなし

流石に皆さん諦めたでしょうけど、僕はまだちょっと待ってるとこあります。

未見の方の為に詳しくは書きませんが、あの先を想像させて終わる難いやり方。

ありぁ罪だな、罪

お次は何だ?


お次は、え~と、え~と、お次はもうないです。
モンスター映画なんて基本モンスターが暴れて人間が逃げて戦ってワチャワチャして終わりなんですから、そんなに書くことないです。

でもそのシンプルさが素晴らしいんだよな~


で、話を最初に戻しますが

この傑作モンスター映画を観る方法がありません。

ちょっと前までNetflixで配信されてましたが、今はもう配信停止されました。
他の映画配信サイトはよく分からないです。
すみません。
未見の人は観たいですよね?
鑑賞済みの人もまた観たくなりましたよね?

次にテレビで放送されたら確実に録画して永久保存してください。
僕はそうしてます。

でも1番確実なのは円盤を購入することです。
北米版は4KリマスターBlu-ray販売が決定しました。
2018年8月だそうです。

流石メモリアルイヤーにあわせてきますね。
有難い。

リージョンコードは大丈夫だと思うけど、日本語字幕がついてるかどうかは分かりません。
これまたスマヌ。

でも仮に日本語字幕が付いていたとしても僕はそれでは満足出来ないです。
やっぱり日本版で発売して欲しい。

だって海外版のオリジナルタイトルは「DEEP RISING」ですよ。
ザ・グリードはそんなシャレオツなタイトルジャケットじゃないんですよ。

ザ・グリードはやっぱ ザ・グリードじゃないと

言ってる事分かります?
ジャッキーチェンの声はジャッキー本人より石丸さんの声がジャッキー
あんな感じです。
余計わからんか…ま、いいや、とにかく僕は日本版をリリースして欲しい。

そんな人は僕だけじゃないはず

モンスター映画好き満場一致の希望!
そのはずなんです!

そこでお願いです。
その声を映画配給会社の人たちに届けて実現化させて下さい。

TwitterやインスタグラムなどSNSで呟いて下さい。

「ザ・グリードの日本版DVD&Blu-rayを販売して欲しい!」

と。
なんだったら#ザ・グリードをトレンド入りさせてやりましょう。
有志は既に動き出してくれてます。
面倒臭い、Twitterやってねえよって方はこの記事のブクマにでも書き込んで下さい。

とにかくこの20周年という機会は最大のチャンスです。

日本の映画配給会社にファンの声が届き
販売が決定され
僕とあなたの手元にザ・グリードの円盤が届く
それを祈り終わります。

ご清聴ありがとうございました。

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追伸、
類似タイトルの海洋モンスターパニック映画「グリード」という中国の作品があります。
正直、なんじゃこりゃ?な映画なのでお間違えのない様、お気をつけ下さい。

 

最後にこの映画が好きな方にお勧めしたい作品を紹介して終わります。
・トレマーズ
・クローバーフィールド
・スターシップ・トルーパーズ