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アノ映画日和

年間500本以上鑑賞、あらゆるジャンルの映画をイラスト付きで紹介

「グリーンインフェルノ」 感想 頑張って観てみました

映画レビュー 洋画
 
 

昔、僕がガキの頃は普通にホラー映画のCMがテレビでも流れてました。

その中に食人族という映画のCMもありまして幼きあのまり少年はあまりの怖さにオシッコをちびるくらいビビりました。それがトラウマとなりホラー映画に耐性がついた今でも食人映画は観れません。

しかし大好きなホステルを撮ったイーライロスが食人族のオマージュ映画を撮ったというではないですか...覚悟を決め観てみることにしたのです。

2013/アメリカ、チリ
監督:イーライ・ロス
出演:ロレンツァイッツォ、アリエルレビ、ダリルサバラ、カービーブリスブラントン、スカイフェレイラ、マグダアパノッチ、ほか
上映時間:101分
※R‐18

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62点

ざっくりあらすじ

森林伐採を止め先住民を守るためアマゾンを訪れた環境保全活動を行う学生グループ。彼らの過激な活動により森林は守られた。しかし過激過ぎるがゆえ強制送還されることに。その帰りセスナはエンジントラブルを起こしジャングルに墜落。助かった者たちは機外に脱出するがそこは食人族の集落だった。

そうだ!恐れないでみんなのために愛と勇気だけが友達さ
前半はわりかしかったるいです。こちとら食人族を観る覚悟で観とるんですからサッサとジャングルに行けとか思ったりします。でも設定の把握も大事!我慢我慢。
まず主人公はジャスティン。国連の弁護士の父親を持つグループ入りたての美人新入生
グループのリーダーアレハンドロ。なんやらカリスマっぽい
ジャスティンを好きっぽいデブッチョのジョナ
レズビアンカップルのサマンサとエイミー
あと何人か普通のメンバー
こいつらなんか意識高え
これぐらい頭に入れときゃオッケーです。
さあ!森林を先住民を守りにアマゾンへレッツラゴー!!!

いざ不正な森林伐採を行う奴らを懲らしめるために彼らが手にする武器はスマートフォン。
インターネット生配信で世界中に現地の状況を伝えると共に生配信のなか暴力的な制圧も出来ないだろ?的な作戦
ここで作業員の振りをして潜入する為に生着替えがあります。押さえるとこは押さえてますな、むふふ。
で、作戦はなんとなく成功しよるんですが、父親がお偉いさんのジャスティンを利用する作戦でハメられたジャスティンはおかんむり。下手したら死んでましたからね、そりゃ怒りますよ
彼らは行動が過激過ぎたゆえ強制送還となりますが帰りのセスナではウェーイてな感じで大はしゃぎ。
ジョナだけがジャスティンを気づかいます。そこにセスナがボンッ!エンジントラブル!墜落でございます。
さあお待たせしました食人族さんご登場です。

おじさんつばをのみこんで ぼくをうまそうにたべたのさ
いよいよ食人さんの出番ですがその前にちゃんとジャブを打つのがイーライロス
セスナ墜落時にはしっかり何人か死んでもらいます。
パイロットはフロントガラスを突き抜けてきた木に串刺し
仲間のひとりはまだまわってるプロペラに頭を吹っ飛ばされるという間抜けでグロな死にざまを見せてくれます。
いわゆる死に要因ですね
で、残ったメンバーは食人さんに捕らわれます。


最初の犠牲者はデブッチョのジョナさん。
なんか雰囲気的に気づきそうなものですが、石のベッドに寝かされ介護されてると思ったのかありがとうとか言っちゃいます。

そこに族長が登場。体を押さえつけられたジョナさんの目玉をクルリンそのままペロリ続いてもうひとつの目玉もクルリンペロリ。
次は舌をチョンパしてタンサシでペロリ。族長の特権です
あとは四肢を切断され首チョンパで解体終了。
殺され方も無残ですが好きな人の前でというとこが個人的にはつらいなと感じました
映画的にはここが最大の見せ場ではないでしょうか。

そのあとは解体された肉を丁寧に塩もみしたり下ごしらえして調理をします
快楽殺人ではなくあくまで食の文化なんですね...う~んこれは悪ではないのか?

私以外私じゃないの 当たり前だけどね だ〜か〜ら
残酷解体ショーを見てメンバーはビビります
そこでメンバーを安心させようとしたのかリーダーから衝撃の告白

3日もすればブルドーザーが突っ込んで助けに来るさ
実は俺、ある大企業と繋がってるんだ
ここの開拓権の欲しいその企業にとって今開拓してるライバル企業が邪魔だったんだ
そこで俺たちは手を組んだ。
企業は開拓権を、俺たちは名声を手に入れる
まあ、あの救済活動はフェイク
正義と悪は繋がってたのさ
企業が来るまでの3日間食われなければ助かるさ

うわあああ!リーダー最悪!!クズ中のクズだああああ!!!

彼らがやっていたのは環境保全活動ですらなかったんですね。
しかも守ろうとしてた対象に食われようとしてるし、前半あんな調子こいてたのにな

3日も待ってられるかとレズビアンカップルのひとりサマンサがなんとか脱走に成功します。
個人的にサマンサが顔とかスタイルがもろタイプだったのでそのサマンサに見せ場がきてよっしゃあてな感じです

サマンサが呼ぶ救援隊を心待ちにするなか食人さんから食事を渡されます
逃げるにしても体力は必要と食べますが食べ終わり器を見るとタトゥーの入った皮膚が...
周りを見ると食人子どもがタトゥーの入った人皮で遊んでます
あのタトゥーはサマンサの...
そう...彼らが食べたのはサマンサの肉だったんですね
恋人の死を知りしかも恋人の肉を食っちまったエイミーはうわあああってなり喉をかき切り自害します
サマンサ押しの僕もここには大ショックです
せめてサマンサの死にざまが見たかった
てかお前ら食人族の出された食事ちょっとは疑えよ

で、こっからは見せ場がうすいので大きくはしょりますが何人か犠牲になりながらも脱出を試みます。
その間もリーダーのクズっぷりがどんどん出てきます
ある意味後半はリーダーのクズクズショーとしてお楽しみ下さい。

結局は食人こどもを手なずけた主人公のジャスティンだけが逃げ出せます
逃げる際リーダーに俺を置いていくなあ!と言われますがジャスティンがん無視です
あ~あ、そりゃリーダーそうなるわ...
救助隊に他のメンバーはと聞かれても
いません!私ひとりです!と答えます
あ~あリーダーあんなことするから...


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Soyou don't have to worry.worry 守ってあげたい
無事帰国したジャスティン
メンバーは全員墜落事故で死にました
私は先住民に助けられました
彼らは非常に友好的で親切にしてくれました
と答えます。
あれだけひどい目に遭いながらも先住民を守る
本当の意味での環境保全に目覚めたということですかね。

で、気になるリーダーの結末ですが、なんか生きてるみたいっす。
リーダーの妹から連絡があり現地の衛星映像に兄が映っていると送られてきたリーダーのこちらを睨む映像で映画が終わります
え~~リーダーは食われて欲しかったなぁ
最後はリーダーの残酷死映像うわあああ!!!てな感じで終わって欲しかったなぁ


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う~んなんかいろいろ考えさせられるホラーでした。
正義とはなんぞや?悪とはなんぞや?文化とは?環境保全とは?
シーシェパードのことなんかも頭によぎりました。
誰に感情移入していいのやら意識の置き場はどこに置けばいいのやら、なんか困りながらの鑑賞でした。
もちろん物語としては面白いんですけどね。

 

最後にこの映画を好きな方にお勧め映画を紹介して終わります。
・ホステル
・ホステル2
・食人族(僕は観てないんですけど関連作ということで)