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アノ映画日和

年間500本以上鑑賞、あらゆるジャンルの映画をイラスト付きで紹介

「ロストバケーション」感想 サメ映画って本当は恐いんです!

 

サメ映画が好きです。
サメが人を襲ってくる。
それだけで最低限の面白さが保証されてます。
最近のサメは、頭が2つ3つ、地を這い空を飛び、ロボ、ゾンビと何でもありです。
新しいサメ映画が出るたびに今度はどんなサメなんだと期待してしまいます。
そしてそれは気が付けば

サメ映画=おバカ映画=B級映画

そんなイメージを作りあげていました。
待て待て待て、サメ映画って本来こうだったか?


2016/アメリカ
監督:ジャウマ・コレット=セラ
出演:ブレイグライブリー、オスカージャネーダ、ブレッドカレン、セドナレッグ、ほか
上映時間:86分

f:id:hagane-mk:20161129070259j:image83点

ざっくりあらすじ

医学生のナンシーは休暇を利用し、亡き母が教えてくれた秘境のビーチに1人訪れた。
その海は美しく、波もあった。
サーファーでもあるナンシーにとっては天国とも思える様な海だった。
しかしその天国は1匹のサメによって地獄へと変わる


everybody goes everybody fight

秩序のない現代にドロップキック 

先に言った様に僕はサメ映画が大好きです。
くだらないサメが出れば出るほどワクワクします。

でもそれらは横道であり本道ではありません。
あまりにも量産された為にいつの間にかそちらが主流となってしまったのです。
それが、サメ映画=おバカ映画のイメージを作ってしまった。

おバカはおバカでも良い。
でも本格派があってこそおバカが成立する訳で、おバカが主流の今の流れは完全におかしい!

かつてIQレスラー桜庭和志がUFCジャパントーナメントで王者となった時に言いました。

「プロレスラーは本当は強いんです!」

どうせプロレスラーなんてショーマンなんだろ?
ガチでやったらたいしたことないんだろ?
そんな世間のイメージを吹っ飛ばす言葉であり結果でありました。

どうせサメ映画なんてB級なんだろ?

ロストバケーションはそんなイメージを払拭するサメ映画本来の姿を見せてくれました。

そうだ!サメ映画って本来こうなんだという事を思い出させてくれた。
だから感謝を込めて僕は言いたい

「サメ映画は本当は恐いんです!」

いま読者が大きな拍手を叩いてくれていることでしょう。

 

If you love me 夏色の恋人
If you love me 夏色のナンシー

ではその今作がいかに本格派で恐い映画かを説明しましょう。
この映画はサメと女性との闘いと、その恐怖を描いた作品です。
ストーリー的には複雑なものはありません。

だからネタバレもクソもないのですが、いやいやいやどう闘うのか生きるか死ぬのか絶対知りたくないし!という未見の方はイラストだけ見て、文章は鑑賞後お読み下さい。

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さて、現地に着いたナンシーはさっそくウエットスーツ姿になり
Catch the wave!
鮮やかなサーフ。
その腕前にも見惚れますが、締ったお尻も男性陣は必見です。

ジモティーの若者2人もヒューってなもんです。
こんな穴場よく見つけたなとジモティー達が言います。

後のサメ展開を考えるとよくこいつら今まで無事やったな...

ジモティーが帰っても1人続けるナンシー。
はい、そこにホオジロザメさん登場です。

ナンシーの脚を

ガジーー!!!

といきます。
なんとか沖合200m程の場所にある岩の小島に逃げます。

とりあえず嚙じられた脚を治療しなければなりません。
医学生であるナンシーはピアスを針にネックレスを糸にして縫合します。

サメが人を喰おうが、オォ!と見てる僕ですがこの縫合シーンは

痛い!痛い!痛い!

と見ていられませんでした。
たぶん飛行機からみる地上は綺麗と思うのに、3~4階からぐらいの高さはリアルだから恐くて見れないという理屈と同じです。

なんとかサバイバル技術を活かして治療はしましたが、サメが周りをうろうろしてるし怪我もしてるしで岩から離れられません。
見える距離に陸があるのに逃げられないもどかしさと恐怖が伝わります。

仕方なく一晩そこでやり過ごすナンシー。
目を覚ましさすがにもういないかな...?
と脚をチャポンとつけると血が海に流れその匂いを嗅ぎつけてまたサメが来ます。

まだおるやん!
メッチャしつこいやん!
ストーカーやん!

ナンシーは関西弁を使いませんがたぶんこう思ってたはずです。

そこに昨日のジモティーが登場。
ウェーイなノリでまたCatch the waveしようとするので

危ない!サメいる!助けを呼んで!

しかしナンシーの忠告は耳に届きません。
すると1人目が

バクーーー!!!

いかれます。
昨日までサメなんかおらんかったのにぃーーー
半泣きの2人目は浜の方に逃げればいいのに岩場の方に逃げて来て
辿り着いた時には下半身を喰われていました。
ギャーーー!!!
このシーンでjojo第1部のツェペリさんを思い出した人も多いでしょう。


タフにこの世を生きる為に必要なもの

ちょっとぐらいの絶望も 長い目で見りゃ極上の
スパイスを味わえる oh yes

さて、また1人孤独な闘いを強いられたナンシー。
治療のサバイバル知識はあっても対サメの知識なんかありません。

ここで豆知識!
多くの書物を読み豊富な知識を持つ僕が本で学んだ
サメと出くわした時のサバイバル技術をお教えしましょう。

①まずはサメの攻撃をアイススケーターのようにクルクル回転でかわし、
②右手でサメの鼻頭をギュッと摘まみ、
③左手をサメの目玉から突っ込み
④脳を握りつ潰す。

これでどんなホオジロザメも撃退です。

え?そんな事出来る訳がない?
そんな事はありません。
刃牙でお馴染み喧嘩ヤクザ花山薫は実践してましたよ。

証拠画像を載せておきますね。

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ね? 

ナンシーにこの知識は無かったのでなんとか別の方法を考えなくてはいけません。

というのもこの岩場、日中は海に沈んでしまうのです。
向う先の選択肢は2つ

①200m程先の浜辺
②40m程先のブイ

ナンシーのファイナルアンサーは

何でやねん!

普通①やん...
しかし怪我した脚では200mは無理と判断したんでしょうね。

途中クラゲの群れがいてナンシーは痛い痛いになりますが、サメも痛い痛いになったのでなんとかブイに辿り着けました。

そこ!都合良いなぁとか言わない!海にクラゲは普通!

そしてブイには救助信号用の銃がありました。

はい!これも普通!

その銃でたまたま通りかかった船に救助信号を撃ちますが気付いてはくれません。
そんな都合良くはいかないのです。

仕方ないので救助信号弾をサメに撃ちます。
するとサメは全身炎に包まれます!...が、海なのですぐ消えます。

どないやねん!

でも熱ち熱ちの刑にされたサメは激昂!
ドンドン攻撃して来ます。
ブイは壊され、崩れるのはもはや時間の問題。

さてここからナンシーは助かることが出来るのか?
死んでBAD ENDINGとなるのか?

はい、いつもの通り寸止めで紹介終わりです。

 

どうですか?
この女性1人vsサメ1匹の対決!
one on one

これぞ本格派サメ映画って感じでしょ?

サメの映し方がまたいいんですよ。
チラ見せしたり、急にガッと見せたり
緩急つけた見せ方(魅せ方)をしてくれるのでサメ馴れせずに最後まで緊張感を持たせてくれます。
この辺にJAWSリスペクトを強く感じます。

あと冒頭シーンの使い方、あれも良かったなぁ。
ま、あんまり言うとあれなんでこの辺にしときますが、サメ映画好きさんもそれ以外の人も動物愛護協会の人も皆に観て貰いたいサメ映画でした。

海洋パニックムービーお約束のエロエロシーンはないので、ご家族の方も安心してご覧下さい。

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最後にこの映画が好きな方にお勧めしたい作品を紹介して終わります。
・JAWS
・オープンウォーター
・ディープ・ブルー