はい、今回は皆さん大好きパシフィックリムです。
ぶっちゃけパシフィックリムの絵が描きてぇ!が先行して今このブログを書いてますのでメインはイラストです。
文章は薬味程度の内容となります。
どうぞざるそばでも食べながら読んで、Tシャツにシミでもつけてください。
2013/アメリカ
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:チャーリーハナム、菊地凛子、イドリスエルバ、ロンパールマン、芦田愛菜、ほか
上映時間:132分
35点...うそうそ85点
ざっくりあらすじ
太平洋の深海より突如現れたKaiju(怪獣)
それは世界各地を襲い、人類を破滅へと追い込んでいった。
従来の兵器では太刀打ち出来ない人類は、対Kaiju巨大兵器イェーガーの開発に成功する。
それは見事に成功を収め、現れるKaijuどもを次々と撃退。
人類の危機は去った...かのように思われた。
しかしKaijuは現れる度にその力を増していき、ついにはイェーガーの力をも凌ぐKaijuも現れ始めた。
しかもその出現ペースも加速していく。
そして地球の支配権を懸けた人類対Kaijuの闘いは最終局面を迎えるのであった。
WAKU WAKUさせてよ うぅ~うぅ~はぁ~
DOKI DOKIさせてよ うぅ~うぅ~はぁ~
この映画を人に勧める際、丁寧にストーリーを説明する人はいないのではないでしょうか。
怪獣が現れてイェーガー(巨大ロボ)で対抗して人類が勝利する。
簡単に言ってしまえばそれだけの話です。
じゃあどんな風にお勧めするか、
海底から怪獣が次々現れるんだけどさ、その怪獣が凄えんだよ。
いろんな種類のやつが次々湧いてきて地球チョーやべぇって感じ?
で、巨大兵器イェーガーでさ怪獣をやっつけるんだけどロケットパンチとかチェーンソードでぶっ倒していくの。
あ、イェーガーって巨大ロボね、そうそうこのイェーガーがドリフトって言って...
と、こんな感じで話してるうちに話し手だけがエキサイトしていって、結局どんな映画か伝わんなくて、とりあえず観て!てパターンじゃないでしょうか。
もう究極の厨二映画...
いや中二を通り越してもはや小5映画と言っても過言じゃないでしょう。(褒めてます)
幼い頃、超合金のロボとビニール人形の怪獣を戦わせて1人遊びをしていた、あの頃の感覚をそのまま映画にしてくれた様な、そんな映画です。
だから僕もストーリーは他の文章の上手いアカウントさんに任せて、どのへんが小5マインド炸裂しているかを書きたいと思います。
陸海空 いろんなとこから どこでも駆け付けましょう
まず心掴まれるのはKaijuでしょ?
このKaijuってのがいいですよね。
巨大生物ではなくモンスターでもなく怪獣!日本リスペクトを非常に強く感じます。
そしてそのバリエーションの豊富さと造形。
これがたまんないです。
怪獣としながらも、日本の真似っこじゃなくてオリジナリティが溢れまくってます。
ひと目見て、なんだこの怪獣は!と惹きつけられるその独特のフォルムとスケール感。
しかも個体差がしっかりあって、攻撃方もそれぞれ違う。
陸、海、空それぞれに適した怪獣がいます。
そりゃKaijuヤベェ!!!てなりますよね。
ちなみに僕がお気に入りのKaijuは、イラストにも描いたなんかゴリラみたいなやつです。
(それぞれ独創的でありながらベースにはカニやら鳥やらトカゲやらがあって、そこが非現実的でありながらも少しリアルを感じさせて良いですよね)
ま、でもどうのこうの言ってもやはりこの映画はイェーガーの魅力につきます。
操縦が脳回路と繋げて動かすという、なにやらエヴァの匂いを感じさせます。
しかも1人ではパイロットに負担がかかりすぎるので2人でシンクロさせて動かすって設定がまたオタク心をくすぐります。
親子、兄弟、恋人、それぞれの絆の強さがそのままイェーガーの強さに繋がってるっていうね、ドラマがあります。
あとイェーガーと一括りに言っても各国で全然違うんですよね。
アメリカ、ロシア、中国などそれぞれの国のらしさが出てます。
1番人気はやはりアメリカのジプシーデンジャーでしょうか?
主人公が乗るイェーガーですしね。やっぱりカッコいいですよね。
でも僕はロシアのチェルノが好きです。
なんかどの国のイェーガーもシュッとしてるのに、あいつだけなんかフォルムが鈍臭くないですか?
あのとても対Kaiju用兵器とは思えないとこが愛嬌があって好きです。
でも子供がクリスマスにはパシリムの玩具買ってっておねだりして、お父さんがチェルノを買って来たら子供は泣いて「これじゃない!」と訴えるでしょうね。
ありがとうって伝えたくて あなたに伝えたくて
ところでそもそもアメリカには怪獣やらロボットという文化はあったんでしょうか?
おそらくないと思うんですよ。
これこそ日本で生まれ日本で育った文化だと思います。
そう考えるとデルトロさんは相当日本をリスペクトしてくれていますね。
しかもまっすぐ受け止めて自己のフィルターを通して進化させてます。
たまにアメリカさんは勝手に日本文化を間違えて解釈して映画に登場させますが、今作に出てくる日本要素は文句の付けどころがないです。
準主役に菊地凛子を起用しその幼い頃は芦田愛菜を起用しているところも素晴らしい。
彼女たちなら他のハリウッド俳優と並べても見劣りしないですからね。
本当デルトロさんありがとう!という感じです。
それから、それから...うん、もう書く事が無くなっちゃいました。
ま、イラストも載せれたし、ざるそばも食べ終わっただろうし、いいか。
でもまた僕の中の小5男子が騒ぎだしたらイラストを描いて無理やりブログに載せるかもです。
だからデルトロさん、早く続編カモン!です。
追伸、僕の大好きなドラマ「デート」で、映画ブログを書いている父と息子でこんな会話があります。
子「パシフィックリムに35点とか付けてんじゃねえよ!」
父「何点なら良かったんだ?」
子「70点はいくよ、パシフィックリムは」
僕はここで、そうだ!その通りだ!とテレビに叫びました。
だから85点つけときましたよ…て、何のこっちゃ?
最後にこの映画を好きな方にお勧めしたい作品を紹介して終わります。
・クローバーフィールド
・バトルシップ
・リアルスティール