アノ映画日和

年間500本以上鑑賞、あらゆるジャンルの映画をイラスト付きで紹介

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「時計仕掛けのオレンジ」 感想 ファッションモンスター見参!

多くの映画好きさんと同様、僕もこの映画が好きです。 何回も観ています。 でもなるべく映画好きさんと話をする際は、この映画の話題を避けてきました。 それを今回はその理由も含めお話しします。 最後まで読んで貰えるだろうか… 1971/アメリカ 監督:スタン…

「ファイナルガールズ」 感想 絶対埋もれさせてはいけない傑作

レンタル店で1枚しか入荷されない、あるいは入荷すらされない傑作映画というものが数多く存在します。 大量に入荷されるお金を掛けただけの大作と比べて負けないどころか遥かに面白いのに… でもそれは観る人にとってはっていう条件付き、いわゆるマニアック…

「LUCY/ルーシー」 感想 スカヨハの覚醒

一時期まで1番好きな監督は?と聞かれたら、リュックベッソン!即答で答えていました。 一時期とはいつか?それはグランブルーからフィフスエレメントあたりまで。 じゃあ、今は?と聞かれると、フィンチャー、ノーラン、ギレルモ...好きな監督が多すぎて選…

「her/世界でひとつの彼女」 感想 姿なき僕の恋人

映画の世界で恋愛は様々な描き方をされます。年の差、同性愛、時には動物や人形など対象が人でない場合さえあります。 今回とりあげるher、相手はOS。 姿かたちすらありません。 愛があれば...とは言うものの その限界はないのか?あるのか?そんなお話。 20…

「アジョシ」 感想 女子がウォンビンに狂う訳

男は基本イケメンが嫌いです。俳優も例外ではありません。 世間ではイケメン扱いされていても、え~?こいつイケメンか~?なんて思ったりします。しかし例外的に認めざるを得ないイケメンも存在します。 ハンサム?男前?とにかくイケメンを超越したなにか…

「きみがぼくを見つけた日」 感想 愛を永遠と呼ぶために

タイムトラベルとラブストーリーは相性が良い。 なぜか? それは時間とは恒常的なもので恋愛とは変動的なもの、それを逆転させる。 つまり時間は変わっても人の気持ちは変わらない、そんなロマンスを生みだすから。 現実では残念ながら、時は一方通行で人の…

「紙の月」 感想 美しき犯罪者、上から見るか横から見るか

世の中悪いやつがいる、バカなやつがいる、そう思うだけで通りすぎるニュースたち しかし当事者や周囲の人たちにはそれだけですまされない感情やドラマがある。 もちろんこれはフィクションである。 しかしこの物語の中にニュースでは語られないその人たちの…

「グリーンインフェルノ」 感想 人喰い映画を頑張って観てみました

昔、僕がガキの頃は普通にホラー映画のCMがテレビでも流れてました。 その中に食人族という映画のCMもありまして幼きあのまり少年はあまりの怖さにオシッコをちびるくらいビビりました。それがトラウマとなりホラー映画に耐性がついた今でも食人映画は観れま…

「キングスマン」 感想 ポップで残酷なスパイたち

今さらな話しになりますが昨年2015年は映画好きにとってほんと凄い年でしたね。超がつくビッグタイトルの続編や大作映画が次々と公開されました。普段映画館へ足を運ばない人をも動かす映画ばかりでした そんな傑作揃いの中プリデスティネーションを観ました…